奥大日岳

日程:2021年9月5~6日
山域:奥大日岳
メンバー:M宅(雄)
前夜ゲート閉門滑り込みで称名へ。雨上がりであちこちに滝が出来て迫力に圧倒される。
5日 早朝歩き出す。久しぶりに来た牛の首で思ったのは、河川争奪が起きそうな地形だなという事。ザクロ谷の運命や如何に。
丸一カ月辰口の低山しか登っていなかったので体が重く、程よく疲れた頃に大日小屋着。サクッと大日岳をピストンする。
今夜の泊まり客は全員食事付き。1人ケチって自炊にしなくて良かった。食事後は若主人がギターの弾き語りを披露してくれた。
6日 好天の内に距離を稼ぎたく、ヘッ電不要になった5時に小屋を出る。
初の泊まり縦走ゆえ、目先の課題をこなして前進するのはロールプレインゲームのよう。スリル満点景色最高。周りは草紅葉に雄大な左右の展望。
奥大日岳への登りで現れるハシゴの辺りが核心だったか、奥大日岳に立ってやっと一息つけた。以後は歩き易く、室堂乗越を過ぎてからアラレ混じりの雷雨になるももう少しで安全圏だ。
雷鳥沢で無事下りれたと感慨に浸るがはたと気付いた。称名へ向かう終バスに乗るには後1時間しかない。途中ノイチゴ採りに夢中になったのが失敗だった。
もう終わった体に鞭打ってダッシュ(のつもり)で室堂に向かうが健闘虚しく目当てのバスは出た後、しかしどうやら称名バスには乗れる事が判明。ダッシュは無駄では無く更に又雷雨になったので努力は報われたのだ。
今期大日ハットトリック(大日山、大日ガ岳)に乾杯!