湯川と小川山

3連休の計画が変わり、結局湯川と小川山でクライミング
 報告 T野

メンバー・山域
19日日曜日 湯川 S木、T原、H、T野 
20日月曜日 小川山烏帽子左稜線 T原、H、T野

18日から20日 剱岳源次郎尾根名古屋大ルートを楽しみにしていたが18日は天候が悪く2日だとアルペンルートの時間を考えると厳しいということで錫杖に転戦することにした。
19日朝3時金沢発(Hさんは朝1時福井発)で6時ごろ新穂高につくが、道路がびちゃびちゃで「これは無理だね」、ということでそのまま湯川に行くことにする。
しかしシングルロープを持っていないのでS木さんを誘うと来てくれるとのことで、シングルロープを持ってきてもらえた。(2本頼んだのに持ってこられたのは1本だったけど文句は言えない。)
幸い湯川は染み出しもあったがなんとか登れる状態、、でも激込みでガイド連れ山行の人たちがTRを張って、コークスクリューとサイコキネシスは南京玉すだれ(S木さん言)状態。サイコは聞いたらあと3パーティくらいいるとのことで諦め。
お目当てのテレポーテーションは幸いあいていたが、虫がたくさん飛んでいた。。そこにいた人があれはハナアブでハチではないというので登ってみるとハチであった。
分蜂したらしきミツバチがクラックを出入りするのでつぶさないように追い払いながら恐る恐る登る。ちょうど逆光で核心crackが見えず怖気づいてテンション入れてしまう。ムーブ自体は問題なく次は登れるなと思った。
しかしその後TRでT原さんが登ったらミツバチを攻撃にスズメバチがやってきたそうで、次に登ったS木さんは興奮したミツバチに3か所刺されて手が腫れてしまった。スズメバチに刺されたらトップアウトさえできないかもと怖気づき、、結局RPトライはやめてTRで回収へ向かう。ノーテンションで登ったものの敗北感。
南京玉すだれが終わったコークスクリューを最後にみんなで登って終了。

20日 小川山烏帽子左稜線
T原さんは4,5年前に登ったそう。Hさんは小川山が初めて。
(ピッチ数が多いのでよそからコピペ)
6時 廻り目平到着。
6時45分 左稜線取付きに到着。
じゃんけんして勝った順 T原-H-T野でリード
1P目(20m、5.6):T原
2P目(20m、5.7): T原 つなげる
3P目(20m、5.7):H 
4P目(40m、5.8):T野
5P目(40m、5.4):T原
6P目(30m、5.4):T原 つなげる
7P目(30m、5.5):H
8P目(15m、5.5):T野
9P目(35m、5.7):T野 
10P目(20m、5.6):T原  「一瞬怖いトラバース」
11P目(45m、5.6):H 途中まで。T原 途中から
リッジを辿り直角に曲がり、二ノ盾の岩角にスリングで確保点構築。
始点・終了点が互いに見渡せ、景色もサイコー !(^^)!
12P目(30m、5.5):T原
13P目(15m、5.7):T野 「美しいクラック」
14P目(50m、歩き):三ノ盾(本峰)頂上を越えて10mほど下ったところにある立ち木が降下ポイント
15P目(20M、懸垂)
16P目(25m、5.5):歩き
17P目(10m、懸垂)
18P目(20m、歩き)
19P目(35m、5.7):H 途中まで。T原 途中から
20P目(15m、5.8):T野 窮屈なチムニーなので空身でロープは一つ引いていき登ってから3人の荷物を荷揚げして登ってきてもらい無事終了。
あとは歩いて下る。そこかしこにチチタケやアカカバイロタケに似ているがそうではない何かなどが出ていた。
諏訪湖SAで入浴、夕食は松本の松花で山賊焼きやてんぷらのごちそうを頂く。
天気予報に振り回されましたが充実した山行になりました。