越前甲(山スキー)

越前甲で山スキーを楽しんできました。今シーズンは定期的にまとまった降雪があって山スキーは当たり年ですね!

日時:2022年2月19日
山域:越前甲
メンバー:T谷、S田、K(元会員)

先週の降雪で勝山の越前甲はかなりの深雪かと思ったが、雪が風で飛ばされたのか、ノートレースにもかかわらず板は足首程度しか沈まなかった。
いつも通り横倉の除雪終了点で駐車。先週の大賑わいの銀杏峯とはうって変わって先行Pは無し。7時出発、林道を忠実に進み標高700mあたりで沢筋から台地へ上がり、県境の稜線を目指す。
鎧壁下に広がる台地は新雪に綺麗に覆われ、青空の下、気持ちのいいシール登高で950mの県境稜線には9時頃着。風の通り道なのか、登りも下りも、ここだけ強風が吹き抜ける。休憩もそこそこに北面の谷ルートから稜線へ。右手には神々しいほどに真っ白な大日山の斜面が眩しい。北面の雪質は上々、滑りが楽しみ。1200mの稜線着10時。
T谷君は今日も靴擦れでカカトの皮がめくれているらしく、ここで待機。Kさんと私は一本落として登り返すことにした。「ヒャッホー!」ゲレンデ並みの圧雪バーンに乗った20cm程のパウダーを蹴散らしながらアッと言う間に150mの標高差を滑り下りる。登り返しも入れて30分位。
二本目、今度はみんなで歓声を上げながら一気に250mを滑走。「めっちゃいい!なんか凄く上手くなった気分」とT谷君はハイテンション。ちょっと短いのが残念だが、ノーストレスの滑りを堪能。最後はトラバースで950mの稜線を越えて南面台地へ。
右岸よりをトラバース気味に滑り、最後は樹林帯を抜けて林道へ。車止めには12時10分着。
メインディッシュの北面、今回おかわりは1回だったが、今日みたいな条件だったらおかわり自由の食べ放題もいけそうである。