日にち:2022年10月24日
山域:錫杖岳 左方カンテ
メンバー:I垣、他1
予報の雨上がりが遅くなっており、小雨が上がるのを待って7時に駐車場をスタート。笹薮でびしょびしょになりながら9時半に取り付き到着です。岩は意外に乾いていました。
10時すぎに登攀スタート。濡れていてFさんが怖かったらオールリードする覚悟でしたが…
1P目 Ⅲ ルンゼ40m Fさん
「登ってみようかな」というのでファイト〜!と応援。サクサク登っていきます。
岩がほんとに乾いてます。
2P目 Ⅳルンゼ40m 私
前回リードしたけど覚えていたのは終了点のピナクルだけでした。
3P目 Ⅴ ピナクルからスラブ状フェース30m 私
途中で右に回り込み過ぎたような気がしましたが何とか終了点へ。
20m歩く
4P目 Ⅳ+ チムニー40m Fさん
チムニーを眺め「何とか登れそうな気がする」と登って行き、私はビレーしながらビックリ感動してました。本番、強いなぁ…。
途中、雪みたいのがちらついていました。
5P目 Ⅳ+ フェースからカンテ 40m
Fさん→私
私は前回リードしたし行ってみますかと聞くとやってみるとのことで、上がっていきますがカムを3箇所かけたフェース上部で「降ります…」と。プロテクションも微妙で難しかったとのこと。選手交代して登りますが、確かにプロテクションがしっかり取れなかったり足が細かかったりするとやっぱり怖いですよね。
ここで大テラス。昼間ですが寒さで指の感覚がなくなり背中も痛くて登れなくなってきたこと、時間も14時前とちょうどいいので終了にしました。次のⅤチムニーも登りたかったけど来シーズン、リベンジしましょう。スタート時間、天気や私たちのグレードを考えたら今日は大健闘でした!
懸垂2回で取り付きへ。荷物を整頓し下山します。日が落ちるのが早く真っ暗になりました。
雨だったから諦めかけていましたが取付きまで行ってみて良かったです。ビレー中は紅葉を楽しみ、穂高や焼岳の雪のついた山を見て冬の始まりを感じ、秋を満喫した1日でした。