日にち：2023年7月11〜12日
山域：八ヶ岳 阿弥陀岳 立場川本谷
メンバー：Ｉ垣 他1
ルート： 船山十字路〜立場川本谷〜阿弥陀岳〜御小屋尾根〜船山十字路
剱岳に行きたかったけど天気が悪かったので南アルプス方面に転戦しました。
7/11 くもり
船山十字路からスタート。車を出たらアブにたかられて準備も大変。アブはずっと付いてきて入渓してもしばらくは休憩もできず落ちつかない歩きでした。
水はもっと温かいのかと思ったらめっちゃ冷たくて、寒さからの手足の痺れは、結局一日中取れませんでした。
2回の堰堤を超えたらしばらくテクテク沢歩き。左側の立ってる壁の向こうは南稜かな。雪の真っ白で美しい阿弥陀南稜を思い出します。川幅自体は狭くなっても薮や倒木も少なくゴルジュぽいところもそれほど問題なく通過。1箇所、滝の左側がハングしていて肩を足場にお借りして上がりました。登れなさそうな滝は大体巻いて、1回だけ大高巻きで20m2回懸垂で戻りました。
最後の登りに入る手前で宿泊。
風は強く上空の雲はびゅんびゅん流れて空は暗い。さっさと食べてしまおうと早めに食事タイム。終わったくらいで降りはじめてちょうど良かったです。
今日は車の移動時間も長かったり寒さで身体が疲れたのか眠くて、早めにお休みしました。
7/12 晴れ後ガス
朝起きたら青空！天気良くなったかなと喜びながら出発しますが…。
源頭のお花も咲いた長閑な風景を楽しんでいたのにどんどんガスが広がり真っ白に…登山道手前、最後の15分ほどは特に薮が濃くて泊まり装備では薮に跳ね返され身体が持っていかれたり。なかなか手厳しい状況だったけどすぐ終わったから良かったです。登山道は鎖とハシゴの多い岩場？かな。でもそれまでに比べたら薮もないしありがたいです。阿弥陀山頂は2回目ですが今のところ2回とも真っ白。初めましての御小屋尾根から下山しましたがこちらもしばらくガスの中で寒かったです。途中からはガスともおさらばしてお花を楽しんだりルートを楽しむ余裕が出てきました。
初日よりアブは少なかったけどやっぱり2000mを切ってくると出始めたので、駐車場に着いたらすぐに車に乗り込みお風呂に移動しました。
翌日から小川山でクライミングの予定でしたが12日の夕方から翌朝まで雨が降り続き、岩が乾かなそうだったので諦めて金沢に戻ってきました。日中に移動すると1日かかりますね、やっぱり遠いです。
今回は目標だった北アルプスはお天気に恵まれず残念でしたがいつもと違うエリアの沢登りは面白かったです。
楽しい夏休みとなりました。
