法恩寺山

日にち:2023年9月2日
山域:法恩寺山
メンバー:M宅(雄)

朝、まだ静かな平泉寺より歩き出す。荘厳かつ広大、長い歴史を感じる。
一番上の建物裏、動物侵入柵から登山道が始まるも、いきなりザラザラで消耗させられる。
今日は土曜日、NHKラジオ「山カフェ」を聴こう。先日この番組内で高校生の俳句優勝句
「カラビナを入道雲へ掛けにゆく」
が紹介されていて、上手いなあと感心したのだった。言葉で登頂したね。
三頭山からはダラダラ→舗装路横断→避難小屋と進む。水場も有る立派な小屋だが、誰が使うのか。
最後の登りはスキージャム最奥のゲレンデ右側を並行する形に。無い方が有難い石畳を我慢して進むと、不意に法恩寺山頂上に出た。
白山は遥か彼方。昔、禅定道を辿った人はこの距離感に何を思ったのだろう。
下りも時間を食い、境内で茜色の空を見る羽目に。結局、誰にも会わず仕舞いだった。
登り高度差1200m、計21000歩。今日、カラビナは雲に届いただろうか。