【石川労山】ステップアップ講習会

日にち:2023年10月14・15日
場所:国立登山研修所
参加者:講師スタッフ9名(めっこ T原、T野、A瀬)、受講生10名(会員7名、一般3名)

石川県勤労者山岳連盟で開催している「ステップアップ講習会」を、久々に1泊2日で開催しました。

1日目
9:00、国立登山研修所の体育館で講習を開始。(以前は教室でスタートでしたが、体育館の方がやりやすいので変更しました)
テキストを配り、『安全な技術』について講習し、すぐに実施してもらう。手を動かす事が大事なのです。
天気予報が土曜日が良くて、日曜日が雨。そこで、14:00から室外壁に移動し外で講習を行う。
(国立登山研修所の室外壁も50年もの風雨にさらされてコンクリートの劣化が見られます。大丈夫かな…。)
トップロープクライミングとリードクライミングを、受講生にやってもらいます。
部屋に入り、入浴と食事。
K多さん(チャムラン)とK崎さん(フウロ)が頑張ってくれたボリューム満点な食事にお腹がいっぱい。
食後は簡単にビデオ講義をし、その後、懇親会を楽しみました♪

2日目
天気予報通りの雨。1日目に室外壁が利用出来て良かったです。
8:00から体育館で懸垂下降の練習。ここも安全確認が大事である事を伝える。
S原さん(ブルーベル)から「終了点の架け替えもやっておいた方がいい」と意見があり、テキストに記載してなかった終了点の架け替えを講習。
最後に、安全のためにはクライマーとビレイヤーとの意思疎通が大事である事や、事故を防止するために気を付ける事(ロープのすっぽ抜け、ロープの結びの確認)などのお話をして、ステップアップ講習会を終了しました。

今日初めてハーネスを装着するという受講生もいましたが、一通りの内容について講習を実施する事ができました。
皆さん真剣で(生命がかかってますので当然ですね)、飲み込みも早くてスムーズに講習を実施する事ができました。
ただし、講習会でも言った事ですが、今日学んだ事は「クライミング」や「ロープワーク」の入口に立っただけです、また技術や道具はどんどん新しくなります。
常に技術について学び、アップデートしていく事が大事なのです。
ステップアップ講習会 開会式

室外壁を使用しての講習


最後に皆さんで記念撮影