日にち:2025年9月15日
山域:北アルプス 奥穂高岳
メンバー:I垣
三連休の計画が中止になったけど最終日、穂高方面は回復しそうかなと行ってきました。
朝方に小雨が降りそうな予報。うまくいけばガスだけかも!と
1:30 新穂高を出発。駐車場はガラガラでした。
白出沢から登り始めると先行パーティーがいて何となく安心。すぐに距離が空いてまた真っ暗ソロに戻ります。
白出沢の橋はちゃんとかかっていたけど水量は多そうだし、岩も木もみんなびしょ濡れだし熊とか色々ビクビクしながら歩きました。前回歩いた2年前より体力も落ちたかなとか。(結果はちょっぴりだけ早くなってた!)
4時くらいに雨が降ってきてカッパを着て、さらに濡れた岩を慎重に上がる。穂高岳山荘に着いたら前回は朝日が眩しかったのに今回は薄暗くて真っ白で何も見えない。このルートを降りるのも濡れていて大変だし、奥穂まで行って、行けそうならジャンへ、ダメなら吊尾根から重太郎新道で上高地に降りることにしました。
7:00 奥穂高岳到着。ジャンどころか本当に何も見えなくて吊尾根も不安なくらい。ジャンへの標識看板なんて地獄への入口にしか見えないくらいでした。
汗と霧雨で身体は冷えて手足の感覚もない。ダウンを引っ張り出し、フリース手袋をして温かいコーヒーを飲み、やっと少し落ち着きました。最初は山頂でガスが晴れるのをツェルトでも被って待とうかと思ったけど、あまりに岩がびしょ濡れなのと寒さで待つのを諦めて吊尾根を歩くことにしました。
少しずつ日差しが見えてガスが長野方面から晴れ始める。やはりジャンの稜線はなかなかすっきりしない。ガスの切れ間から見た前穂北尾根や明神、迫力でした!
紀美子平に着いたら谷間に虹が見えました。ブロッケン?これで満足したし前穂山頂はパス。
晴れてきたし吊尾根を登り返そうか真剣に悩みましたがそれには時間が少し足りないかなぁ…。
11:30に上高地に着いたらものすごい人で、連休ってすごいと実感した瞬間でした。
なかなか濃い1日を過ごせました。
ありがとうございました。



