日にち:2025年10月10、11日
山域:徳本峠・島々谷ルート(クラシックルート,島々上高地線歩道)
メンバー:T原、T(チャムラン)
ウォルター・ウェストンさんも歩いたという古の道。土砂崩れで通行止めだったルートが9月に通行可能に。台風接近で雨降りの中を歩いてきました。
島々に車を置きカッパを着てのスタート。始めは林道をテクテク。カッパを傘に代えて快適に歩く。二又から本格的な登山道。島々谷を縫うようにして辿ってゆく。支沢やところどころ崩落した場所を高巻きながら進む。終始樹林に囲まれた静かな道。すれ違う人もいない。雨宿りで立ち寄った無人の岩魚留小屋にノスタルジーを感じる。最後の急登をヒーヒー言いながら登り目的地の徳本峠へ。
徳本峠小屋はテントが既に4張。雨のなか登ってくる物好きがいたもんだ。我々も風が強いなかそれぞれのテントを張る。中に入ってしばらくすると大粒の雨が降ってきた。外に出る気にもなれず、早々に晩ご飯を食べて6時過ぎには寝てしまう。夜中にテントを叩く雨の音で目が覚め、明け方は木を揺らす風の音で目が覚める。
2日目は霞沢岳を予定していたが気象条件が悪いので中止とし、また寝袋に包まる。
あとは上高地へ降りるだけ。眼の前に広がる紅葉に足が止まる。明神〜上高地はさすが三連休で登山者も観光客も人が多い。バスターミナルから松本行きのバスで島々へ戻る。
竜島温泉せせらぎの湯で汗を流し、山形村の唐沢そば集落で美味しい蕎麦をいただき帰沢。