日にち:2026年2月20-21日
山域:錫杖前衛壁1ルンゼ
メンバー:T野、他1
2月20日
快晴の中新雪はそこまで深くなかったので2時間でテント場についた。
錫杖の1ルンゼが見えるところまできた。
上の方は氷はあるようだが、、痩せているようだ、、どのくらいのボリュームであるのかとお目ではわからない。
明日この同じ道を惨めな敗残兵として歩くのかビクトリーロードとなるのか、、見た目では判断つかない。
今シーズン泊装備を背負っていなかったため、登攀装備と泊装備を背負ったアプローチがこたえる。
夕食は焼きそば。
2.21
4時過ぎに起き5時半出発。
朝食はモンベルのサーモンリゾットになぜか牛丼。それぞれはおいしいものだと思われたが合わせるとめちゃ塩くどく不味さのハーモニーを奏でる。とりあえず湯で流し込む。
6時半に取り付き。明るくなる。
7時登攀開始。奇数ピッチ自分。
10:20 3P目はほぼドライ。
4P目を見やると氷薄い、高温で融水の速度も速く、これではスクリュー信用できない。
状態が悪いからここまでにしようというと、パートナーは行けるところまで行くという、、
しかしアバラコフ作れない状況、アンカーまで登るしかなくなるけど。
8時30分から核心4P目を2つのセクションにわけて登った。
登ったPの記録でよく、バイルが振りにくいとか、チムニー登りで登れる、みたいに書いている4P目の岩を背にして登るパートは氷がやせ細っているためバイルは振りやすかった。
程よく痩せてれば後ろの岩を利用しチムニー登りができるのだろうが、氷は細りすぎていて岩からは相当の隔たりがある。
スクリューも氷じゃなく形だけは垂直なザラメに埋まってるだけで回収するときは既に周囲に空隙ができている始末。
10時20分登攀終了。60m×3回の懸垂でとりつきへ。
融ける前に登れ!のロシアンルーレットが終わった。
連敗は免れたものの、、強いパートナーのおかげで登らせていただいた。
水気を含み重くなった装備を背負って下山する。
もっと強い自分になってまた来ることを念じながら。


