【山行報告】ナナコバ山西尾根

日時:平成23年4月2日
メンバー:浅瀬
山域:白峰 ナナコバ山

今シーズン、白峰周辺で山スキーを楽しんで「白峰周辺の地域研究」を密かにもくろんできた。そして先日この一環としてナナコバ山にチャレンジして、あえなく敗退。
大嵐山
砂御前山
ナナコバ山(中退)
これは絶対リベンジをしなければと、今回は無難な大杉谷林道を使ってのルートにチャレンジ!

といきごんだものの、朝、寝坊して家を出るのが遅れ、白峰到着が7:00。
大杉谷林道は除雪が始められており、ショベルカー手前のスペースに駐車させてもらう。
7:20、出発。


ショベルカーの轍がうるさく、さらに所々除雪で雪が切れており、スキー板を脱いだり履いたりしながら林道を行く。
林道にはうっすらと数日前のスキートレースが。こんなマイナールートに行く人がいるのかと嬉しくなる。
ほとんど水平移動に近いこの林道は標高が稼げず、帰りにも時間がかかりそうだ、と少々悲しくなる。
大杉谷林道からナナコバ山への橋を渡る分岐で、先のスキートレースは真っ直ぐに進んでいた。どうやら鳴谷山を目指したらしい。
白峰の地域研究には鳴谷山も外せないが、ルートをどうとるか・・・だ。
林道を進めば山頂には立てるが、山スキーのルート取りとしてはイマイチ感が否めず。
要研究ですな。

長い長い林道をこなし、ようやく大杉谷を渡ってナナコバ山西尾根に取り付く。

h=1050まで杉の植林帯。けっこう斜度があるが、ザラメ雪はシールがよく効いてくれてジグを切りながら登る。
h=1202から先数メートルはスキーでは帰りに苦労しそうな細尾根。
ナナコバ山山頂(h=1504)に到着(GPSではh=1507と表示、積雪?誤差?)。



 白山方面はあいにくガスがかかってきてしまい、展望は挑めない。うーん、寝坊したのが残念。

さっさとシールを外し、登りトレースを外さないように下っていく。
雪はザラメでやや引っかかるが(私の技術不足)、おおむね快適にドンドン滑り下り、あっという間に林道に帰着。
ふー楽しかったー。

帰りの林道はほとんど斜度が無い上小さな登り返しもあるため、シールを貼って漕ぐ。
林道除雪中のショベルカーに出くわし、ご挨拶をして脇を通してもらおうとするとワザワザ通りやすく整地をしてくれた。ありがとうございます♪
林道の除雪が進む


このナナコバ山西尾根ルート、一部細い所を除き滑りのルートとしては悪くないと思う。特に山頂下の疎林は気持よく滑りを楽しませてくれる。
しかし、いかんせん林道が長すぎです。

余談ですが、大杉谷林道から白峰林道を見渡した限りではかなり先まで除雪が進んでいるように見えた。
自転車作戦で市ノ瀬まで行けるかな?


GPSロガー(Holux M-241)での軌跡