2015年2月17日火曜日

【訓練】北陸地区雪崩講習会

日時:2015年2月14・15日
場所:立山山麓スキー場・立山少年自然の家

恒例の「北陸地区雪崩講習会」に講師スタッフとして参加してきました。
参加者は、
 受講生 36名
 講師スタッフ 17名
の大所帯となりました。

1日目
朝、立山山麓スキー場にて開講式。
スキー場レストハウスの屋根下をお借りして開講式
そしてそれぞれ班に分かれて、講習を実施します。
私(A瀬)は、山スキークラスを担当(なので以下は私のクラスの話)。

最初レストハウスにて、本日の講習内容を資料を用いて簡単な座学。
・山スキーでの行動
・雪崩地形
・雪崩のリスク判断
などを簡単にお話。
「今日はこの内容を頭に入れて行動をしましょう。」
(丁度この時、上部リフトが止まっていて他のクラスはトップに上がれず難儀したそうです。)

それから1本目のリフトに乗りゲレンデ中間まで移動。
ここから、ゲレンデを雪崩地形とみなして行動します。
スキー場の滑走者に気をつけながら・・・
1人づつトラバースします。

気温が低く雪が良かったです
安全地帯をパーティーで共有して行動します。

旧・金山ゲレンデの入り口には「講習会実施」の看板を設置してあります。
基礎コースの方々。丁度お昼休憩中。

山スキーでの行動判断をした後は、閉鎖されている旧金山ゲレンデへ移動します。

すでに基礎コースの方々で立派な雪面断面観察用のピットが掘られています。
今年は雪が多く、頂上付近で320cmの積雪深がありました。
断面観察をします。
今年からの取り組みとして、断面観察と合わせて「積雪断面観察図」を作成する事をカリキュラムに入れました。
そのためか皆さん真剣に雪を見てます。

そして基礎コースの復習として、「ショベルコンプレッションテスト」と「スキージャンプテスト」を実施しました。

これにて本日の実技講習は終了です。
ゲレンデに降りて、立山少年自然の家に向かいます。

食事とお風呂の後は座学です。
眠い?そんな悠長な事は言わせませんよ!
事前課題(宿題)について学んできた事を、一人ひとり意見を言ってもらいます。
そして、断面観察で見た結果を、「積雪断面観察図」に記載します。
(これが難しいです)

そして21:00からは、懇親会です。
楽しく皆で語り合いました!
これは最後の〆、一本締め。
会員や一般の方など、色々な方々が参加されていて、そんな方々と交流できるというのも、結構楽しみだったりします。


2日目
立山少年自然の家の付近で、「セルフレスキュー(コンパニオンレスキュー)」について学びます。

最初にビーコン操作についての復習。
特にクロス法は、身体が覚えるまでやって下さい!

そしてパーティーで仲間が雪崩に巻き込まれたとの想定で、セルフレスキューについて学びます。
最初に何を確認するべきか、どのような行動をとるべきか、どのような点を注意するべきか、掘り出しの技術は、等など。

実際の事故現場では、訓練でできた事の1/10も出来ません。
繰り返し訓練を行い、頭に叩き込み、身体で覚える事なのです。


と、そんなこんなで2日間の「北陸地区雪崩講習会」は無事に事故もなく終了できました。
参加された方、また講師スタッフの皆さん、どうもお疲れ様でした。

以上

2015年2月8日日曜日

【山行報告】白山アプローチ敗退

白山はどこも林道が長い事もあって、アプローチを妨げられている。
それが静かな白山の良さではあるのだけれど、もう少しなんとかならないか?と考えてアプローチルートの開拓(?)を目指し、細谷川左岸林道を行ってきました。
そして、結果は…。

日時:2015年2月7日(土)
山域:白山
メンバー:A瀬(単独)
本日は林道の長い白山を目指す体力勝負な山行!
しかしそんな当日昼、会社で400ml献血をしてしまう。体力が持つかなー?

仕事を終えて準備をして、白峰に向かう。
気温は高く、-1℃くらい。
1:40 月明かりで歩きやすい林道を、独り、スキーを履いて出発。


3時頃、雲が晴れて放射冷却で寒くなってきた為、羽毛服とオーバー手袋までする。
それでも寒い、そして猛烈に眠い。献血の影響か?
 ダメ、我慢できない、と道端にザックとマットを敷いてゴロンと横になる。
どれだけ眠ったのか、足先が冷たくて目が覚める。もう陽が昇ってしまった。


7:20 計画よりも遅れて市の瀬に。

ここから先は、記録未見・地形図に記載の無い細谷川左岸林道を使って別当出合に向かう。
と言ってもgoogleMAPの航空写真で道は確認してあるし、さらに夏期には多くのトラックが行き来しているのを見ているので、通行できる事は間違い無い(筈)。
このルートのメリットは、『カシミール』で調べた道のりが約4kmと、
通常のルート(約6km)に比べ2km短縮できる事。これは大きい!
谷沿いに白山を望める。イイね!


結論から言うと、柳又谷左岸林道は、川沿いに進むルートで迷いにくく、危険箇所も無く素直なルート。
さらに谷筋から白山が観える為、テンションが上がる。
しかし、橋を2回渡る時と、堰堤を越える所などで道に小さなアップダウンがあって、スキーでの下りには適していない。
これは通常のルートの方がいいだろうなー。

別当出合の対岸に到着。
別当出合の吊橋が見える

先ず、赤谷にかかる橋を渡る。
すぐに柳谷川を渡る橋(別当出合の駐車場に渡る橋)があるが、これはスルー。
航空写真でもう少し上流にも橋がある事を確認してあるので、それを目指す。
上手く行けば、吊り橋を渡らずに砂防新道の尾根に取りつけるのでは。

「橋が無い!」
堰堤を越えて上流に向かって行くと、橋桁と対岸の林道は見えるものの橋が無い!
どうやら冬場は橋が落とされているようだ。
柳谷川に渡る橋の桁


しばらくショックで座り込みましたよ。
さてどうしよう?
うたた寝のタイムロスなどもあって、既に時間は押している。
せめて甚之介避難小屋まで行けるかな?、と考えていたが肝心の橋は無い。
スノーブリッジで渡れない事も無いが、そうすると帰りで難儀しそう。
というよりも橋が無い事が判明した時点でこのルート取りは「ナシ」な訳で、無理する位なら素直なルート取りをするべき。
googleMAP(航空写真)より

「帰るか」
真っ白な白山に背を向け、シールを剥がしてトレースを使って帰る。
市の瀬から先はスキーが滑らずに、難儀しながら、ヘトヘトになって白峰に帰着。

このアプローチルートは、結論として使い勝手はあまりヨロシクない、という事が分かった事が収穫かな。
GPSロガーの電池切れのため、林道を適当に記載してます。

報告:A瀬

2015年2月2日月曜日

積雪期救助訓練

日時:2015年2月1日
場所:中宮温泉 スキー場跡地
メンバー:石川県勤労者山岳連盟救助隊+α
     めっこ5名 S下、K村、A瀬、U島、K

石川県勤労者山岳連盟の積雪期救助訓練をおこないました。
トータル参加者20数名、内めっこ山岳会からの参加者は5名。

小雪の降る中、中宮温泉スキー場跡地を利用させてもらい(ちゃんと申請はしてあります)、積雪期救助訓練を実施。
  1班 ビーコン捜索
 2班 梱包とスノーシェッドの構築
 3班 1/3引き上げと搬送

駐車場で、救助訓練開始の挨拶。

 1班 ビーコン捜索訓練の様子です。
雪崩地形の判断や、行動の時の分担、掘り出しの方法、
など考えるべきこと、やるべきことは多くあります。

 これはシート搬送。
 ツェルト梱包をしますが、これにもコツが要ります。

そして担架による引き上げ。
雪面に破壊されない支点を構築し、
1/3システムを作って引き上げをします。

今回の救助訓練は、「チームレスキュー」というよりも「コンパニオンレスキュー」として、個々の技術を高める訓練を行いました。

訓練の後は、温泉に入って身体を温めて、喫茶店「ケガサ」に移動して『反省会』。
(写真を撮り忘れました。残念)
各自の反省点や、チーム(救助隊)としての反省点などを話合いました。
結構、皆さんの意見などが聞けて良かったです。

そしてさらにその後は、希望者(7名)で居酒屋に移動して『懇親会』に。
(くー、これも写真が無い。。。)
これも普段話さないメンバーで色々な話ができて、大変に楽しかったです。

反省会や懇親会は、これからの恒例にしたいなー。

以上

【山行報告】錫杖岳 左方カンテ

日時:2017年6月24日 山域:錫杖岳 左方カンテ メンバー:A瀬、S田 錫杖岳前衛壁!いつ見てもカッコイイです。 クリヤ谷には雪がびっしり! こんな雪が多いなんて!! 左方カンテ 1P目です。 間違えて2P目と3P目と繋げて登ってしまいま...