2012年12月25日火曜日

【山行報告】八ヶ岳 旭岳東稜


日時:平成24年12月22日~24日
メンバー:横田、内島、浅瀬、(三津野[小松ブル])

当初は北アルプのドラッセル山行を計画していたが、あいにくの冬型天気図。
スーパードラッセル山行になって下手したら閉じ込められるぞ、という事で八ヶ岳に転戦。

12/22
6:30 雨。。。テンション下がるなー。現地は午後から持ち直す予報なのでゆっくり集合。
チェーン規制検問に引っかかり、横田さんの待つ美の森到着が12:00。

12:45 小雨の中、準備をして歩き始める。歩く途中で雨はあがってくれた。
赤岳から流れでた「火砕流堆積物」の地層

15:30 出合小屋に到着。

小屋の中は満員御礼ということで、小屋の前を整地してテントを張ります。
八ヶ岳にしては暖かい中、テントの中で宴会モード。
(メニューは、横田さんの鳥卵炒め、三津野さんのヘルシー野菜鍋、ビールとウヰスキー♪)


12/23 晴れ
4:00 起床。空には☆、そしてやけに暖かい。今日は天気がいいぞ!
6:10 薄暗い中、ヘッドランプを灯して歩き始める。

旭岳東稜の末端を過ぎて左手の権現沢右俣を少し歩き、ルンゼに取り付く。
キンと澄んだ空気の中、朱々とした太陽が上り、峰々がピンク染まる。
ボクらの住む世界はこんなに美しいのだ!

尾根上にあがり、うっすらとラッセルをしながら順調に高度を上げていく。
快晴!無風!ポカポカ陽気!
「順調だねー。これなら早々に抜けられるんじゃない?」
「権現岳まで足を伸ばしてみる?」
などと口も軽い。(その後の決死の下山を知るよしも無く…)


ちょっとイヤらしい雪壁をダブルアックスで上ると、
11:10 「五段の宮」到着。

ここで後続パーティーが追いつかれ、お話を伺うと東京から来られたパーティーで、山岳会員3名+ネットで知り合った2名の混成Pとの事。今時のパーティー編成なんでしょうかね。

直登ルートは厳しかろう、という事で左手から巻くルートへ。
この巻くルートは以前に来た事があり、木登りで越えた記憶があります。
そこで「簡単ですよ」と取り付くと、記憶と違ってかなりイヤラシイ雪壁が。
途中で横田さんにバトンタッチし、横田さんはダブルアックスでザクザクとザイルを伸ばす。

2P目は、直登Pと一緒なルート取りでやはり横田さんが越える。これが結構いやらしかったです。
結局この五段の宮を越えた所で16:00。この頃から空には小雪が舞い始める。

さらに稜線に出るまでにバンドを1Pザイルを伸ばし左上、ここでも時間がかかってしまった。

17:20 やっと抜け出た稜線はすでに真っ暗、さらに西側からの強風雪に叩き付けられる。
ヘッドランプと目出帽とオーバー手を装着し、とにかく急いで安全地帯まで逃げないと!
ここで内島のヘッドランプに不具合発生!接触不良か?
「もたもたしていると本当に死んじゃうから!」(by三津野)とフラフラになる内島の尻を蹴飛ばしながら(比喩ですよ)ツルネ東稜の分岐点へ急ぐ。

真っ暗で何も見えない中、GPSでツルネ東稜の分岐点をピンポイントで探り当て下山にかかる。
しばらく歩くと風も収まってくれた。ふ~助かった~~。
内島の予備のヘッドランプに交換し、長い長いツルネ東稜をフラフラになりながら下山。

21:05 出合小屋に帰着。ヘトヘト。他のパーティーの方々も心配してくれていました。
テントの中に入ってホッコリし、
「明日はノンビリ寝坊しましょうね」と宴会モード。

12/24 晴れ
7:00 起床。あーよく寝ました。ゆっくりできましたね。
テントの外は晴れ。
「なんだ、これならビバークもできたんじゃない?」
などと言えるのは安全地帯にいる気安さです。
テントを片して下山。


親切なお土産物屋さんのオバちゃんが「このあたりで一番泉質が良い」とオススメの「泉温泉健康センター(700円)」に入って帰沢。

教訓1
稜線上で発生したヘッドランプの不具合は、SWをオンにしても数秒点灯しすぐに消えるというモノ。
てっきりヘッドランプの不具合かと思ったら、BlackDiamondのヘッドランプの「出力制限回路」により発生した現症でした。
「出力制限回路」は電圧を一定に保つ事で、照度と電池寿命を延ばす為の便利機能。
しかし電池の残量が一線を越えて減ってしまうと(インジケーターの赤点滅後も使用していると)、回路がシャットダウンしてパッとランプが消えてしまうそうです。
これまでのヘッドランプは徐々に光量が落ちてきて電池寿命が分かりましたが、最新のヘッドランプはインジケーターのチェックが欠かせないのです。

教訓2
稜線を歩いている時、「ビバーク」が本当に頭をよぎりました。
しかし、実はこの時パーティーでスコップを携帯していませんでした。
ツェルト・非常用品等は当然持っていますが、穴を掘る道具が無ければビバークに大きな差がでます。確実にこれは私の判断ミスですが、パーティーに1本はスコップを携帯するべきでした。

教訓3
稜線上では強風雪に叩かれましたが、しかし八ヶ岳にしては冷えは厳しくなく(-15°程かと)、文字通り助かりました。
下山後に天気図を見たところ、内陸部に発生した小さな低気圧に向かって太平洋側から暖かい空気が流れ込んだものと思われます。(By三津野)
本当に天候に助けられましたが、そのような偶然に頼っては命が幾つあっても足りません。

稜線に抜けた頃の天気図です

報告:浅瀬

2012年12月17日月曜日

【山行報告】白馬乗鞍 悪雪ツアー

日時:平成24年12月16日(日)
メンバー:高橋、福田

先々週に引続き、しつこく白馬乗鞍に行って参りました。
出発から小雨模様で嫌な予感を感じつつゴンドラ乗場まで到着するとやはり中間駅までしか運行しておらず。
(やっぱ今日はついていないのか?)
30分程の待ちで開通するも、昨日のトレースもガチガチ状態。
でも天気は回復し、絶景を拝めるが、上へ行っても悪雪は変わらず。
このまま行ってもガリガリは変わらないと踏み、祠で下降することに。
せっかくだからピストンではなく、横道(親沢)を目指すが、やはりそこもカリカリで。元道に引き返す。
ゲレンデに到着し、滑りを楽しめると思ったが、回りはガスガスで上の快晴とは別世界。

やはり天候と雪質の両方で満足するのは宝くじ級の確率か~!?


報告:福田

2012年12月14日金曜日

飲み会

日時:平成24年12月13日
場所:居酒屋「和楽」

【山行報告】クリヤの岩舎まで錫杖見学ツアー


日時:平成24年12月9日(日)
メンバー:横田、浅瀬、大阪、内島、福田、北、(三津野)

「西穂独標までアイゼントレするぞー」と募集をした所、ワンサカワンサカと総勢7名が!
クリスマス連休に縦走を計画している、小松ブルーベルの三津野さんも参加です。

天気予報は今年一番の寒気が居座ってハッキリ悪い。
悪天の中、大阪号にギュウギュウ詰めになって新穂ロープウェイへと走る。途中、路面凍結で車が滑り体制を立て直そうとするもガードレールに『ガン!』右後部をブツケてしまう。まあ対向車がこなかっただけラッキーと思おう。

新穂高温泉に到着、横田さんと合流。雪はシンシンと降り積もるが風は弱い。
ロープウェイ駅でチケットを購入しいざ行かん!と思った所で、「上部が強風の為、ロープウェイの運転を見合わせます」とアナウンスが。
「えっ!?」と皆で顔を見合わす。「どうする??」
新穂高温泉から転戦となると限られる、、、
しばらく迷い、「冬の錫杖でも見学してこよう」となる。

槍見の駐車場に移動し出発。


なんと登山道には今朝のものと思われるトレースがついている!物好きがいるもんだ。
トレースにのってサクサクと歩いていく。
クリヤ谷まで行くと、風と雪が強くなってきた。
「これは西穂に行ってたら大変な事になってたよ」
「朝一でロープウェイで上がれて、帰りで運休になってたら泣いたね」
先行のトレースは、クリヤの岩舎から上に登っている。どこに取り付いてるんですかね?スゴイ(変な)人もいるもんです。


真っ白で錫杖の岩場も見えないが、クリヤの岩舎で休憩の後、そそくさと下山。
露天風呂に肩までドップリ入って体を温める。ふ~
帰りの運転も気をつけながらそれぞれ帰郷。


2012年12月2日日曜日

【山行報告】白馬乗鞍 山スキー


日時:2012年12月1・2日
メンバー:横田、浅瀬、福田

土曜日の天気予報は西高東低の冬型。しかし小谷村の予報は悪くないぞ?まあ行ってみましょう。

12月1日(土) 風雪
高速道路は途中でアラレに降られ、2WDではタイヤがとられ、雷もピカッ。天気は悪いぞ。
8:00 栂池高原スキー場着。

横田さんと合流し、8:30のゴンドラリフト(往復2,500円)に乗る。
頂上はやはり風雪の悪天。視界もほとんど効かない。

林道の先行者のトレース(物好きな!)を追っていくと、途中で「悪天なので止めました」と引き返してきました。
自然園のリフト終点駅に到着。屋根下をお借りしてテントを張らせて頂きます。

それでは軽く一本行きますか。と、尾根に上がると新たなトレースが!
テントを張ってる間に後続に追いぬかれたようです。またまた物好きな。
ありがたくトレースを使わせてもらい、天狗原の直下で追いつく。
「私達はここの斜面で何本か滑ります」との事。
ウチラはもうちょっと上がりましょう。

しかし雪と風で寒い…。
天狗原。コレ以上はダベっとしてるのでここで打ち止めです。
では行きましょう!!
雪は軽くそして深い!しかしウチラの板では潜ってなかなか上手く滑れません(T-T)

と、上りの尾根をいつの間にか越してしまったらしく、谷筋に迷い込んでしまいました。地図とコンパスを出して方向修正。ふ~、視界が無い時は慎重にいかないと。
テントに帰着。
福田さんは、雪洞の自主トレを開始。立派な雪洞を完成。
晩飯は、食当横田さんの豪華メニュー

麻婆高野豆腐、野菜とお肉たっぷりのシチュー、生米から炊いたご飯、
ビールとワインとウィスキーで夜の宴を大満喫。

12月2日 晴れ
モルゲンロードを浴びて出発!

尾根筋をラッセルしながら標高を上げていきます。
昨日と打って変わって晴れ!風もなくヤッケでは暑い。


天狗原から白馬乗鞍岳を見上げると、真っ白な雪面が。
「あそこにシュプールを刻むのだ!」とテンションも上がる。
弱層テスト。15cmの所で13回で剪断。しかし「層」は顕著では無いので上にのった新雪が動いたかな?

サクサクと上がり頂上のケルンに到着。う~ん、気持ちいいですねー。

では一本行きましょう!
雪はやはり深いですが、傾斜があるので滑ってくれます。
思い思いにシュプールを刻み、「キャホー」


は~、楽しいですねー。ではもう一本行きましょう!と登り返します。
この時分で後続の方が上がって来ました。トレースが有るとはいえ早いですね。
次はもう少し右手の広い斜面をいただきます。
2本目をいただきです!

そして当然「もう一本行きましょう!」と、真ん中あたりの斜面もいただきました。
は~、堪能、堪能!
3本目の上りです。さすがに足にきますね。
3本目です!ヤッホ~

下山は天狗原を突っ切り、上りの尾根を外さないようにし、リフト駅に帰着。
テントを片して、林道をかっ飛ばして下山。

スキー場駅にある「栂の湯」(700円)で汗を流して帰る。

2012年11月25日日曜日

【山行報告】立山 山スキー

日時:平成24年11月23~25日
山域:立山
メンバー:
 23日入 浅瀬、北
 24日入 高橋、崎田
 25日入 福田、内島

毎年11月末の週末は立山詣でと相場が決まっているのです(勝手にきめるんじゃない!)。
ということでメンバーを募り、立山に入りました。

23日 曇
朝一の立山高原バスにスムーズに乗り込み、室堂へ。
室堂では、環境省かな?の方がキャンプをされる方への注意を促されています。
「今は地獄谷の活動が活発なので注意して下さい」
「キャンプを張るときには、植生に気をつけてください」
「携帯トイレをご使用下さい」
そりゃぁそうです。雷鳥沢には多数のキャンプが張られて、それぞれがキジを撃ったら、春には大変なことになりますよね。と言う事でイソイソと携帯トイレを購入いたしました。

室堂を出ると一面のガス、視界がゼロ。分かっていましたが悲しいです。

いつも通り、立山室堂山荘の下から称名川上流に滑り込み、雷鳥沢に向かいましょう。


滑りこむポイントを探ろうと谷を覗きこんだ所で、「ドスッ」と足元に亀裂が走り雪庇ごと崩落!
幸い小さな雪庇で、私は3mほど落ちた所で止まりました。ホッ
視界が無い中で、緩やかな尾根が派生してるように見えたんですが、油断大敵・気の緩みが運命を分かつ事があるのです。注意!注意!
崩落した雪庇。注意!!

その後雷鳥沢に到着し、テントを張ります。
おニューのテント「マキちゃん」のお披露目です。うーん、新しいテントはいい匂いがしますね。

テントも張りましたし、では北さん、一本行っときますか。
視界はゼロですが雷鳥沢なら見当がつきますから。
雪や風が無いので問題なく登っていき、上部の適当な所でドロップイン!
今年の立山は雪が豊富ですねー。
しかもかなり安定しており、底づきをしてしまって『パフパフを楽しむ』雪では無いのがちょっと残念。
それでもほぼノートラックの雷鳥沢を、平衡感覚をクルクルさせながら楽しみました。

24日 晴れ
嬉しいことに今日の予報は晴れです。ありがとう、お天道様!
大走りから真砂岳へ向かいます。
真っ白な雪面にシールを利かせて、徐々に高度を上げ、見える景色がどんどん拡がっていく!
山スキーっていいなー。



上部はカリカリで、クトーでは少々難儀しながら、登山道方面にトラバースして内蔵助カールのコルへ。

スキートレースの無いだだっ広いカールに飛び込め~!

弱層テスト。15cmくらいの所に弱層。20回で剪断。(Moderate)



ふ~、気持よかったですね。
では登り返しましょうか。
と、ここで浅瀬のシールに雪がついてしまって、板にくっついてくれないアクシデントが!
なんとかテープで貼り付けましたが、斜度がきつくなった所でダメ。結局ツボで上がりました。

コルに上がって、あとは大走りの谷を滑ります。
こちらはスキートレースでギタギタです。
確かにいい斜面ですが反対側もちょっと行ってみたら面白いのに。



テント場に到着して、シールを干します。復活してー(願)

などしていたら本日入山の高橋・崎田Pから電話が。
「今、雷鳥沢を登ってる所。こっちからテント場が見えるよー」
雷鳥沢を2本滑って、テントで合流することが出来ました。

25日 快晴
昨晩は少し降雪があり、雪面もうっすらリセットされました。
では雷鳥沢の美味しいところを頂きに参りましょう。

雷鳥沢の右手の尾根を登り、適当な所でドロップイン!
滑降距離は短いですが、なかなかですな。
さらにもう一本真ん中の尾根を上り、滑って、テントを撤収にかかります。




本日入山する、福田、内島Pと合流しないと。
室堂でうまく合流し、荷物をデポし、国見山に行ってみます。


国見山から一本滑ります。
北面にあたるため、雪質は想像以上にいい。これはめっけもんですね。
じゃあもう一本行こうか。
国見山の山頂から地形図を見てみると、北尾根を挟んだ反対斜面も面白そうに見える。
どう?ちょっと行ってみない?と滑りこんでみると、これが大正解!
適度な斜面に雪も良く、歓声を上げながら滑る。
この斜面には岩がいくつか見えたので、例年の雪だととても滑れないでしょうね。
あ~、堪能しました。




ここで今日入った2人は、もう一本滑ることとし、お泊りメンバーは下山することにしました。

報告:浅瀬

【山行報告】笈ヶ岳

笈ヶ岳にジライ谷から登ってきました。 日時:平成29年4月23日(日) 山域:笈ヶ岳 メンバー:T原、ほか1名 久しぶりの笈。 白山ホワイトロードのゲートはまだ開いていないと聞いたので、自転車を持ち込む。 中宮温泉ビジターセンターまで自転車で30分ほ...