2013年11月26日火曜日

【山行報告】立山 山スキー

山行:立山 山スキー
山域:立山周辺
日時:2013年11月23~24日
メンバー:K村、Y田、S田、A瀬、U島、Y野、T田、H三、K村

9人という人数が集まった立山 山スキー合宿。
久々に昔のエスパース7人用テント「ジャンボ」(重い!かさ張る!)を担ぎ上げ、天候にも恵まれましたが、
大走沢で雪崩事故が発生し積雪も不安定という事で尾根を滑って大人しい山行となりました。


11月23日(土)
立山駅からのアルペンルートは除雪待機のため、スタートできたのが9:20。
さらに室堂では荷物がなかなか出てこず、さらに待機。

室堂。ここからもすでに大走沢の雪崩跡が見えます。
そしてちょうどこの時間、10:55に大走沢で雪崩事故が発生したと後日知る。
室堂を出て雷鳥沢に到着した頃、頭上を救助ヘリが飛びかい、そして他パーティーから「大走沢で雪崩が発生し、山スキーヤーが巻き込まれた」と事故発生を知る。
たしかに雷鳥沢から見ると真砂岳の下から大きな破断面と長大なデブリが。


皆で集合しテント設営。
積雪が不安定な事を踏まえて雷鳥沢の尾根を少し上るが、
その最中に雷鳥沢でも雪崩が発生。
今日のここ立山周辺はまさしく「雪崩の巣」。
当然ながら安全ルートをとって、登りのルートをそのまま下る。


 


夜はジャンボに9人が集い
H三のやけに薄味のタイカレーを堪能。


24日(日)
朝方はガスがかかるも、天気予報を信じ雷鳥沢を上り詰める。
剱御前小舎ではガスと強風でモチベーションが上がらない。
雪質をみてあわよくば剱沢も、とも思ったが満場一致で「今日はここから下りますか」


当然、雷鳥沢には突っ込む筈もなく、安全ルートを選び下る。
テント場に戻る頃にはすっかり晴れ渡り、美しいスカイラインをみせる。
つい昨日、大きな雪崩事故があったとは思えないような景色。
しかしテント場全体がどこかしら重苦しい雰囲気を感じるのは私だけか?



「どうもな、雪崩事故が起きたような現場で山スキーを楽しむという気にはなれんでな」
やっぱりK村さんもそうでしたか。
ちょっと時間も早いですがテントを撤収して帰る事にしましょう。



ここからは独り言です。
11月23日 10:55に真砂岳の下、大走沢で発生した雪崩により7名の方が亡くなられました。
3日間にわたりアルペンルートを止めるほどに降り続けた雪と、その下で形成されていた弱層コ霜ザラメ)。
そして破断面は約2mとも。
仮に、あの場所に居て、ファーストトラック争いに勝ち、大走沢や雷鳥沢のトップに自分が立ったとしたら、、、
あの雪崩に巻き込まれなかった(引き起こさなかった)、と自信を持って言う事が出来る人は果たしてどれだけいるのでしょうか?
そして7名の方が雪崩に巻き込まれたという事は、(誰がトリガーとなったという事では無く) その7名が谷の中に居たという事実。
1人目では雪崩が発生せず、2人目、3人目と続き、そして4人目、5人目、、、かなり警戒心が緩んでくると想像します。 
今回、雪崩事故に遭われた方々はきっと無謀でも無知でも無かったのだと思います。
私達と同じように山スキーを愛好した方々のご冥福をお祈りいたします。

A瀬

2013年11月17日日曜日

「山スキールートガイド 105」酒井正裕

めっこOB会員 酒井正裕さんの「山スキーガイド 105」が出ました。
本の泉社
2300円+税
著者:酒井 正裕

1999年に出された「山スキーガイド 99」の改訂版になります。
主に北陸を起点とした山スキーのガイド本としては、ルート数、エリア、を広範囲にまとめてます。
酒井さんのマニアックとも言える地図読みから探しだしたルートは、ページを繰るたびにワクワクさせられます。

中には、
【グレード】 一般的でない
などと書かれた一般書店に売られる本でこんな危険なルートを載せてもいいの?というルートもありますが、実力を伴わない方は近づけないルートであり、またそんなルートを憧れを持って読む、というのは大変刺激的なのです。

北陸の山スキーヤーには、是非一度手にとってもらいたい本だと思います。
そして酒井さんが引いたラインの他に、沢山ある山や尾根や谷から魅力的なルートを自分でも探しだしてみたいですね。

冬山の準備(シュラフを洗濯)

やっと山に雪が降ってくれました。
ようやく冬山シーズンです。

ふと思い立って、シュラフとダウンジャケットを洗濯してみました。
シュラフは、一昔前の
「モンベル アルパイン#2」
600フィルパワーのダウン(と記憶)が540g。
ややスペックに見劣りするように見えますが、まあ冬山で問題なく眠れてるのでまだまだ現役続行してもらいます。


ダウンジャケットは一昔前の「PAINE」です。
ロフトがすっかり減ってしまって現役引退させたモノですが、洗濯して復活してくれれば下界で使います。

ダウン用洗剤 Granger's DOWN CLEANER
ダウン用撥水剤 NST down proof
共に近所の好日山荘で購入しました。

お風呂に洗剤を投入して、足で押し洗い。
シュラフからなかなかエアが抜けてくれなくて一苦労。
しかし「エアが抜けない」という事はそれなりに撥水をしてくれているという事で、思ったより性能は保持されてるのでは?
しかしここまできては後戻り出来るはずも無く、ジャバジャバ。
水の濁りもこの程度。思ったよりも汚くないな、というのが感想。

丁寧にすすぎを2回行い、洗剤を洗い流します。
そして先ほどの撥水剤を入れて、同様にもみ洗いをしてすすぎ×2回。
水を押し出すようにして脱水をします。

洗濯機で脱水をかけ、近所のコインランドリーで15分間乾燥。


おー、ふわふわです!
写真では分かりづらいですが、明らかに軽い。
ロフトが回復して嵩が増えました。

長く使ったダウンが、寒くなってきたなぁと思ったら、一度洗濯してみる価値はあると思います。


~閑話休題~
寝袋について独り言を。
最近のダウンシュラフは700フィルパワーや800フィルパワーなど高性能化、軽量化が進んでます。
またfinetrackの化繊シュラフなど、新商品には新しい試みがあって色々とカタログを観ていると欲しくなってきますね。

私の冬用シュラフで、購入の選択時にイイと思った機能があります。
それは「ファスナーが無い」という事。
ファスナーを省くことで軽量化やファスナー部からの熱逃げ軽減が期待できる事、何より使わない機能は外すという潔さに強烈に惹かれました。
冬山のシュラフ使用では熱を逃さないように工夫はしても、反対にファスナーを開けて温度調節をしたいという事態が私には想像しずらいのです。

 
この一昔前の私の冬用シュラフにあった便利機能「ファスナーが無い」に関しては、モンベルはその後、ファスナーを採用するようになってしまいました。
メーカーサイトでは、「購入時にファスナーを左右選べ連結が可能」と謳っています。
確かにこれは一つの考え方ではありますが、その時のパートナーがたまたまモンベルを使っていてさらに左・右と揃っている、なんて事は確率的に低いように思います(ご夫婦など決まったパートナーで登山される方には確かにメリットがあると思います)。
また3シーズン用には温度調節用にファスナーを採用する事は当然アリだと思います。

冬山用シュラフについては、ファスナーは全く無用の長物に成り下がってしまう、とは言いすぎでしょうか。
他メーカーなどでファスナーの無いモデルをラインナップしている所もありますので、やはり一定の需要はあるのでしょう。
寝袋の購入を検討する際には、ダウン性能や収納サイズ、重量、快適使用温度などのスペックも大変に重要ですが、ファスナーについても自分自身が必要としているのか否かも考えてみてはいかがでしょうか。
 

2013年11月14日木曜日

『北陸雪崩講習会』チラシ

毎年開催されています、『北陸雪崩講習会』の募集チラシができました。

【机上講習】
日時:平成26年1月19日(日)
場所:松任総合運動公園

【実技講習】
日時:2月15日(土)・16日(日)
場所:立山山麓スキー場

労山会員、一般の方も、参加OKです。



2013年11月11日月曜日

事故対処講習会

石川県勤労者山岳連盟 主催の『事故対処講習会』に参加してきました。
参加者は総勢約50名、
内、めっこ山岳会からは5名(+嫁1)が参加。

講師には、日本勤労者山岳連盟から
遭難対策部事務局長 田上 千俊 氏に来ていただき、
 最近の事故事例などを主に話をしていただきました。

個人的に「えっ?」とビックリしたのが、昨年でも労山会員で死亡事故が10件近く発生しているという事、
さらにその事故に対し『事故報告書』の作成はおろか、事故原因についてキチンと総括もされていない事例が多い、という話でした。
「だから同じ会(県連)で毎年のように事故・死亡事故を起こしてるんですよ」

天気もどしゃ降りの雨で、まさしく講習会日和(?!)。
石川県勤労者山岳連盟でも多くの参加者がありました。
多くの事故は、「避けられる事故」だと思います。
そのための有意義な講習会だったと思います。

報告:A瀬

【山行報告】赤兎山

日時:平成25年11月9日(土)
山域:赤兎山
メンバー:M(由)、A瀬

どこか歩きに行きたいなー、と思うものの山は定まらず。
そこにM(由)さんが赤兎山に行くというのでホイホイ乗ることに。

M(由)さんが子供を預けなくちゃならないので、三ツ谷の登山口は10:00出発。
サクッサクッと枯れ葉を踏みしだき、晩秋の山道をのんびりと歩く。
キョロキョロとナメコを探してみるが採り尽くされているよう、残念。
川上御前に手をあわせ(ここの所縁はなんなんでしょうね?)、小原峠から、赤兎山山頂へ。
山頂からは遠望する白山は、雪が薄くかぶるのみ。今年は雪が少ないね。
風はさすがに寒く、ストーブでお湯を沸かしスープをすする。フ~。
下山もユックリ。
たまにはこんな山行もいいですな。





報告:A瀬

2013年11月1日金曜日

【山行報告】剣岳 早月尾根

10月29日~30日に、冬早月尾根に向けて偵察に行ってきました。
目標のテント泊練習、早月尾根核心部の偵察が無事に達成できました。
ついでに調子に乗って、初冬の剱岳も登頂してきました。
次回は鹿島槍あたりに行きたいです。
あと登り途中で見た小窓尾根もいつか登ってみたいと思いました。池ノ谷も気になります。

山行概要
10月29日
29日の夜は雷雨でした。小屋近くの丘の傍にテントを設営したので、風の影響が少なく正解でした。(食事は自宅で作った豚キムチをラーメンで食べました。豚バラでなく細切れにすれば良かったと反省。)



10月30日
スタート時の8時ころは天気が晴れて穏やかでしたが、11時ころから天気が荒れて視界は真っ白でした。早月小屋までは紅葉が見事でしたが、2600mピークから山頂まではガスと風とさらさらの粉雪でした。立山、大日、白馬も雪が積もっており冬を感じました。
山頂直下のカニのハサミでルートを見誤り、雪のルンゼを登りました。獅子頭などの小ピークのトラバースもピッケルを使いながら進みました。
これらの核心部は足元が危うい箇所があったため、正直怖かったです。
下山は雪に埋まった鎖を手繰り寄せ、進みました。




下山後、馬場島荘で山菜そばを食べました。地物のでかいなめこに驚き、おいしく頂きました。温泉はこの時期になると土日だけで残念でしたが、山荘のご夫婦の方がたいへん親切で、白湯と差し入れを頂きました。僕の顔色を見てかなり寒そうだったからということです。ありがとうございます。

報告:K村

【山行報告】医王山

登山日:9月10日 山名:医王山 栃尾コース~小原尾根 メンバー:S下,N野,ほか1 医王山の未踏コースをということで栃尾から登りました。 あまり登られていない所なので荒れているかと思っていたが、中程までは北陸電力によって手入れされていた。 上部はほとんど沢登りで変化...