2014年3月30日日曜日

【山行報告】三方崩山 弓ヶ洞谷中尾根~左岸尾根

日時:2014年3月29日
山域:白山系 三方崩山
メンバー:A瀬、F田(福井)

三方崩山 弓ヶ洞中尾根~左岸尾根に行ってきました。
やはり今年は雪が少なく、弓ヶ洞は谷割れしスキーヤーは皆無。

7:15 国道脇のスペースに車を停めて、林道を歩き出す。
しかし雪が少ないねー。

7:31 林道にも雪が少ない

弓ヶ洞谷に入っても、この時期にしてこの谷割れとは!
白山系の今年の山スキーシーズンはもう終わりですかね?
7:51 谷も雪が少ないです

8:34 弓ヶ洞の右俣。滝が完全に出てますが、中尾根から大きく巻くスキートレースがありました。
弓ヶ洞の中尾根に取り付き。
最初はやや急な所を登ると、気持ちのいい尾根に出る。
9:26 弓ヶ洞中尾根に取り付き。
気温が高く、シャツを早々に脱ぐ。あちー
雪もグザグサで、ワカンでゴボリながら登っていく。
最近怠けていたので、足が重いです。



10:51 やや急な登りです

11:40 やや雪稜っぽい(?)

11:56 対岸の雪稜に取りついているパーティーがありました!
12:00 三方崩山の北稜線に到着。
折角なので三方崩山にも足を延ばす。が、これが思ったよりも時間がかかってしまい、
13:00 三方崩山頂到着。ヘトヘトです。
13:01 三方岩岳山頂!
そそくさと下山に掛かりましょう。
北稜線を戻り、その先の左岸尾根の分岐へ。
グサグサ雪に難儀しながら下っていきます。
最後は雪を拾いながらブッシュを掴んで尾根を下降し、なんとか林道に降り立つ(16:15)。
14:38 弓ヶ洞左岸尾根を下降

14:45 細尾根です


報告:A瀬

2014年3月20日木曜日

【山行報告】医王山(白兀山)

メンバー:O田
日時:3/16(日)
山域:医王山(白兀山)

簡単に報告します。
数日前の予報では晴れマークだったが、日本海の秋田沖に発生した低気圧の影響で朝から雲の多い空模様だったので計画より1時間早めて7時に自宅発。
見上峠では一番乗り。
県道209号までは除雪が行き届いているが、ここから伸びる林道菱池線はまだ冬のままである。
しらが首まで林道歩き。
谷川路肩の多いところで50cmくらいの積雪

ここからようやく夏道沿いのトレースをたどる。
とりついた途端に風が強くなり直ぐにゴアを着て急登のトレースを上るが、ますます風は強くなる。
白兀頂上はさらに吹き放題で、飛ばされそうになる。
櫓の上にある方位盤の足が積雪上面だからまだ3m位の積雪のようだ。
ちょうど居合わせた方に直近の一枚のシャッターを押してもらい早々に立ち去った。
遅々登ってくる15~16人とすれ違ったのを合わせて本日の登山者は20人位か...

朝は1台だけの駐車場は13台になっていた。
ちょうどタイミングよく雨粒が落ちてきた中を「湯楽」に向けて車を走らせた。

報告:O田

2014年3月18日火曜日

【山行報告】八ヶ岳アイスクライミング

山域:八ヶ岳 大同心大滝・摩利支天大滝
日時:2014年3月15・16日
メンバー:A瀬、(小松ブルーベル M野さん)、(イエティー Oさん、Hさん、Kさん)

小松ブルーベルのM野さんから「アイスクライミングに行きませんか」とお誘いをいただく。
「現地でガイドの方と一緒で、赤岳鉱泉に泊まりよー」という豪華プラン。
え?私、アイス2回しかやったことないですが行ってもいいんでしょうか??

3月15日
八ヶ岳山荘駐車場で、今回ご一緒させていただくイエティーの方々3名と合流。
「スミマセン、お世話になります(ペコリ)」
車を乗り換え凍結路面を赤岳山荘の駐車場へ。
八ヶ岳 は気温も高く、アンダーウェアで登山道を行く。
赤岳鉱泉で荷物をデポし、早速、大同心大滝へ。
赤岳鉱泉のアイスキャンディー

大同心大滝へ。正面には大同心
大同心大滝が見えてきました。ドキドキ


 氷結した大滝を見上げ、「とんでも無いところに来てしまったのでは…?」と一抹の不安が。。
イエティーの方々が華麗な身のこなしでリードし、トップロープを張ってくれる。
軽やかにリードをするOさん。

 M野さんも「トァー!!」と気合を入れながらガシガシ登っていく。
陽があたりポカポカです。
さて私も借り物のバイルを両手に持ち、アイゼンを蹴りこむ。
「手で登るのでなく、足で登る!」と叱咤をいただきながら、テンション&レストしまくりでやっと上へ。
もう1本でヘトヘト。
私もへっぴり腰で取り付きます。「腕じゃなく、足で!」

しかし皆さん元気で、夕陽が落ちる寸前まで登り続ける。皆さんすごいですね~。

夜は赤岳鉱泉(初めて泊まった)で美味しいワインと美味しい料理 と楽しいお話で盛り上がりました。
(営業小屋は楽ちん・快適。しかし堕落しそうでコワイ)

本日はありがとうございました~。乾杯!

3月16日
2日目は摩利支天大滝。
今年の摩利支天大滝は巾が広く発達している(らしい)。
摩利支天が見えてきました。ドキドキ・・・


見上げると昨日よりもさらに立った壁!ほとんど垂直!!
アイゼンの前爪で立つことを意識しつつ、やはりテンション&レスト満載で2本登らせてもらう。
「昨日よりも上達したねー」とおだてられ、すこしいい気分。

お昼すぎに終了して下山。

帰りのカモシカスポーツでは、アイスバイルとアイスアイゼンを見てヨダレを垂らす。

報告:A瀬

2014年3月11日火曜日

【山行報告】3月 霞沢岳

山名:霞沢岳
日時:2月3日~5日
メンバー:K村
目標:①ピークハント②テントトレ
行動:
3日 釜トンネルゲート7:34  徳本峠登山口10:27  白沢右岸の尾根(BC)14:46
4日 BC5:10  徳本峠6:22  JP8:45  最低鞍部9:58   BC12:41  
   河童橋16:14  上高地バスターミナル17:00   
5日 上高地バスターミナル7:15  釜トンネルゲート8:54  バス出発9:50  平湯10:07 
【反省】
精神的な弱さが現れた山行でした。山頂を見て登頂は無理だと必要以上に怖じ気つき敗退を決めました。
さらに準備の段階で多くの失敗がありました。スタートが遅れる、あらかじめ地形図からルートの特徴をつかめず予定通りに行動できなかった、帰りのバスの時刻を調べていなかったなど。
これらの原因は、唐突に山行計画を変更したからです。はじめ燕のピークハントを計画していたのですが、現地情報で雪の状況が悪いということで、日程的にきびしいのであきらめ、同じ北アルプスの霞沢はどうだろうということで下準備が不十分なまま変更しました。
  
一方で、雪崩れる谷を避け別ルートに探した、適当なテント場を探せた、3日目の天候を予想してタイムを決め後退できた、など初見でうまく対応できたところもありました。
また普段寒くて寝れなかったテントでもゆたんぽを作って寝れたなどの工夫もできました。
年末合宿、八ヶ岳山行、雪崩講習会、個人山行の成果が出ていると思います。
次回は蝶ヶ岳に行く予定です。
霞沢岳はまたいつか挑戦したいです。
【3月霞沢岳のクラシックルートについてわかったこと】
①冬の白沢は雪崩の危険性有。→西尾根のバリエーションから攻めるのはある意味正解?
②徳本峠からは標高差200m以上の急登のアップダウンが2本以上はある。
③ラッセル覚悟。
④赤布あり。
⑤帰りのバスの本数が少ない、冬の気候を考えると、予備日を含めて3泊4日の余裕をもたせたプランは妥当。
ルートの特徴さえつかんでいれば、あとは体力勝負だと思います。
人の気配が少ないルートなので、2~3人の複数でラッセルしてなるべくBCを前進させていけば登頂の成功率はあがると思います。
【山行内容】
3日
上高地はマイカー規制で入れないことを現地で初めて知り、焦って坂巻温泉あたりでuターンし、安房トンネルへのアクセス方法を調べる。
平湯の駐車場までとばし、バスとタクシーを探す。たまたまマイカーの隣にワゴンのタクシーが止まっていたので中で寝ていた運転手をノックして起こし釜トンネルまで3600円で行く。
帰りのタクシー代は残っておらず、スタートはすでに1時間以上も出遅れている。帰りはバスで帰るしかないが、ゲートの中にあった看板の時刻表を見ると手書きでうすく時間が書いてあり、はたしてこれが正しいのかわからないままスタートする。
ゲートで日帰りスノーシューの男性1人と北尾根登攀の男性3人とあいさつをして、トンネルを抜け、除雪された大正池まで歩き、一本とる。
大正池からはトレースを歩き、河童橋に着く。はじめての河童橋の眺めの綺麗さに感動し、写真をとり一本とる。そこで別の3人の男性パーティーに 声をかけられ、昨日は雪が柔らかく足が埋もれたが、昨晩の冷え込みで雪は固くなっているという情報を知る。登頂の期待を膨らませながら霞沢岳の登山口に到 着。ここから南に折れ、峠へ向かう。トレースがないので、ワカンを履く。
地図を見ながら、沢沿いを歩く。赤布があるので迷いにくいが、途中ルートを見失う。
地図を見てリカバリーし白沢に入ると、目の前に雪崩のあとがある。地図では、この沢沿いを上がっていくと徳本峠らしいが、このまま進んで良いものか悩む。先ほどの河童橋の男性の話からこの谷は雪崩で危険だと判断する。ルートを変更し、右岸の急登をよじのぼることにする。
急登は林で暗い。雪の中の草付で足を何度も踏みはずす。体力を余計に消耗しつつ枝をつかみよじのぼる。現在自分が地図のどのあたりにいるかわか らない。とにかく尾根の上に出ようと登り続ける。時間だけがすすみ、日が沈みかけ、そろそろテン場を確保しないとと慌てるが見つからない。ようやく適当な テラスを見つけ、整地してテントを張る。今回は修理したポールでしっかりテントを張る。外張りも問題なく張る。
夜はペミカンと赤飯を食べる。身体を温める目的で作った豆板醤のペミカンは辛すぎて、涙と鼻水で顔はぼろぼろになる。くちびるをぴりぴりにして シュラフに入る。ナルゲンボトルを湯たんぽにして足が暖かい。でもなぜか「こんなとこでおれは何やってんだ」と思い、めちゃくちゃ寂しくなる。
本日は徳本峠で張る予定だったので、たぶんもう霞沢は登頂できないだろうとあきらめ、明日は徳本峠を探すことに集中しようと決め、寝る。
釜トンネルゲート

大正池

河童橋
トレース

徳本峠登山口

野猿
白沢の雪崩

雪崩を避け急登へ

幕営

4日
3:00起床。ラーメンを食べ、5:06に出発。テントを置いてワカンを装着する。気温は-11度。昨晩から風がない。あまり寒く感じない。
うっそうとした林はいまだ気持ち悪く感じる。早く尾根の上にたどりつかないかと不安になりながら日が出始めると、ようやく周りの景色が見えて現 在地がわかる。少し落ち着きを取り戻し、ひたすら登り詰める。6:30ころに徳本峠に着く。小屋の8割が雪に埋もれており、その屋根の上で一本とる。気温 は-6度で、風があり寒い。
計画はここから12時間かけて山頂まで往復する予定である。しかしこの先の道の状況がわからないうえ、時間をかけて登頂できてもテントがないの で帰りが危険である。そして5日は雪の予報で、白沢は雪崩の危険が増すだろうということで、いけるとこまで行って、10時になったら引き返すことに決め る。
ジャンクションピークは今回一番の急登でなる。ここでも足を踏むはずしながら、九十九折にトレースを刻む。赤布があるので迷わない。
途中で一本とって、ようやくジャンクションピークに到達。少し先に進むと展望が開け、霞沢岳とk1、k2が見える。山頂まであまりに長い距離のアップダウンに、「これ登頂無理だわ」と怖気づく。
結局、2216mの最低鞍部でタイムアップに。帰りのジャンクションピークから明神岳と常念や蝶の眺望が見事であった。
急いでジャンクションピークを下りる。徳本峠を経由し、テン場へ戻る。テントを撤収し、暗い樹林帯の急登を落ちるように下りる。雪崩のある白沢 に着き、急いで雪崩のあとを横切る。2月に埋没体験をしたばかりなので、この谷はとてもいやらしく感じる。谷を難なく通り過ぎても登山口まで気持ちが晴れ ることはなかった。
帰りは明神が見える広く明るい樹林帯で一本取る。携帯のアンテナが3本あったので自宅に連絡し、帰りのバスの時間を調べてもらう。始発は9:50ということを知り、心が落ち着く。
河童橋で一本とる。梓川で水をくみ、上高地のバスターミナルの屋根のしたでテントを張る。
近くに冬季用のトイレがあることに驚く。周りに人はいないが人里に下りた心地がする。だけど明日のバスの始発に間に合うかどうか、始発に乗り遅 れると次は12時50分まで待つことになる。往路では釜トンネルから上高地までは約2時間で、明日の雪の予報を考えると、まだまだ安心できない。気合を入 れなおそうと思い、この日も豆板醤のペミカンを一気にたいらげる。ひいひいはふはふしながらすべてを平らげ、口とのどをあつあつにしながら寝る。
2日目早朝出発

徳本峠

ジャンクションピークへ

明神岳

遥か彼方の霞沢岳

 
下り

上高地

幕営

5日
5:40起床。外を見ると、雪が思ったより降っている。景色は昨日と打って変わって真っ白。周りの足跡がすでに消えかかっている。朝食は行動食ですます。
7:00に出発。気温は0度。風は緩い。急ぎ足で釜トンネルに向かう。道は雪に埋もれていたが幸いに固いトレースはわかったのでその上を歩く。
予定通りに大正池に到着。スノーシューの高齢の夫婦とすれ違う。帰り道に異変はなさそうだとわかる。釜トンネルに到着。これで安心。一本取り、ヘッドランプをつけ暗い下り道をおり、ゲートに到着。
ここで卜念の湯のおじさんにバスの時刻とバス停の場所を念のために確認。時間はあっていたが、バス停はゲートから少し離れたところだった。聞いておいて良かったと思う。
時間は1時間の余裕があり、バスを待つ間は寒い思いをした。しかし時間どおりにバスが来て、750円で平湯に着く。ようやく生きている心地がする。
温泉施設はとてもきれいである。お湯も気持ちよい(通年営業、冬は 8:30~4:30、大人一人600円)。お土産はとくにめぼしいものがなく、缶ドリンクの値段は山クオリティーだったのでパスして手ぶらで車に乗り込 む。途中、大沢野のコンビニで仮眠をとって、ぼーとした頭で無事に帰宅する。もうくたくたである。
大正池

ゴール

2014年3月9日日曜日

第49回 めっこ山岳会定期総会

第49回めっこ山岳会定期総会
 日時:2014年3月8日(土)18:30~20:15
 場所:県連事務所
 出席者:22名

めっこ山岳会定期総会が開催されました。
今年の1年の締めくくりであり、
新たな1年のスタートでもあります。
総会で話された課題(めっこ山岳会創立50周年記念もあります)に向け活動をスタートしたいと思います。
 
そして総会の後は、豪華お寿司!をツマミながら懇親会です。
 
皆さん、お疲れ様でした。
 


 

2014年3月5日水曜日

【山行報告】八ヶ岳

またもや厳冬期に2日の快晴を当てました。
山域:八ヶ岳
日時:2014年2月22・23日
メンバー:T岡(リーダー)、K村(記録)


2月22日
ルート:八ヶ岳山荘-北沢の林道-赤岳鉱泉
天気:快晴
タイム:8:50八ヶ岳山荘~9:44赤岳山荘~12:27赤岳鉱泉~アイスキャンディ~20:00就寝

森本インターから約5時間で八ヶ岳山荘へ到着。
装備をつけ、つぼ足で出発。林道を歩いて、赤岳山荘の水飲み場で一本。
美濃戸山荘からは南沢と北沢の分岐があり、北沢のルートを選び赤岳鉱泉に到着。
テン場を整地し、3人用テントを張る。
(テン場代は1人1000円。水は無料。外トイレあり。)

2人はアイスクライミングの準備をし、トップロープでアイスキャンディーにとりつく。
(アイスキャンディーのクライミングは一人1000円、トップロープのみ。ギアは持参が良い。)
約2時間でクライミングを終了。各々2本ずつ登る。
テントへ戻り炊事。20時ころ就寝。
出発

アイスキャンディー

アイスクライマーT岡!


2月23日
ルート:赤岳鉱泉-文三郎道-赤岳-地蔵ノ頭-横岳-硫黄岳-赤岩ノ頭-赤岳鉱泉-
北沢の林道-八ヶ岳山荘
天気:快晴
タイム:3:00起床~4:36出発~7:00赤岳山頂(-16度)~9:00横岳~10:20硫黄岳~11:40赤岳鉱泉
12:42赤岳鉱泉発~15:23八ヶ岳山荘

起床するとテント内にうっすらと結露が見える。空気が乾燥しているせいか、北アのテント泊にくらべると快適に感じる。
外は星と月が見え快晴。気温は‐14度前後で無風。

アイゼンをはき、トレースを歩き行者小屋へ。
行者小屋を通り過ぎ、文三郎道の鞍部に向けて延びるトレース上を歩き、尾根に取り付く。
ここで一本。上方で1つのヘッドランプの明かりが見える。

森林限界をこえると風が出てくる。
雪つきの尾根に岩の肌が見えてくる。無雪期の鎖のよこを歩きし、風にふられながら鞍部に到着。ここで各自ゴーグル、サングラスを装着。モルゲンロートの権現岳が見える。

山頂にむかって軽快にのぼると赤岳に登頂。
さすがに風は強く、雲海に浮かぶ富士山、雲ひとつない南ア、北アの姿がくっきりと見える。

2日目早朝出発

Mt.Fuji



厳冬期特有の暴風の中、各自記念撮影。K村は喜びを隠せない表情だが、リーダーT岡は少し緊張気味の顔色。
赤岳頂上小屋へ下り、小屋の風のあたらないところで一本。

横岳へ延びる道を進む。
雪の傾斜を越えると地蔵ノ頭に登頂。ここはエスケープルートの地蔵尾根との合流点である。
ここから横岳、硫黄岳、赤岩ノ頭の姿が見える。天候は良好。
この景色を見て、K村は予定より余裕で計画を実行できそうだと口にするが、リーダーは慎重態勢をキープ。
少し時間をとり、地図、景色、時間、体調などを考え、やはり縦走を決める。

赤岳山頂直下小屋と横岳

地蔵の頭
地蔵ノ頭から北へ少し下ると左手は切れ落ちた谷、右手は切り立った岩の岩稜帯となる。
長野県側を巻いて2人慎重な足取りで進み、核心部をこえる。
がちがちの雪にアイゼンを利かせ、短い梯子をのぼると、横岳に登頂する。ここで一本。風はまだまだ強い。
横岳前の切り立った岩稜帯

横岳登頂

横岳からはほぼ下り道である。広々とした硫黄岳を見ながら横岳を下る。
大同心ルンゼの2人のクライマーを横目に、広い鞍部に下りる。
ここから硫黄岳までは少し登りで、猛烈な横風に左頬を殴られながらゆっくり進む。
そして硫黄岳の火口淵に到着。
眺めを満喫すると、ここからは南西に延びる尾根を下り、赤岩ノ頭の手前から南東へ進む。
尾根沿いに下ると樹林帯へ入り、風がなくなる。
硫黄岳へ

硫黄岳前のケルンで一本

硫黄岳登頂

細く短い尾根を一つ乗り越え、トレース、赤布、遠くのアイスキャンディーを目印にひたすら下る。
だんだんと傾斜が緩くなるころ、ジョウゴ沢を渡り、先ほどの大同心クライマーのトレースを見つける。
赤岳鉱泉に到着する。無事に周遊を終え、K村は喜びの声を上げ、リーダーは静かに腰を落とす。
ここで一本。少し落ち着いた雰囲気の中、小屋の前でアイゼンをはずし、テントに戻り、撤収。
赤岳鉱泉を後にする。
周遊完了 赤岳鉱泉にて

下山後、八ヶ岳山荘のお湯につかる(1人500円。コインロッカーなし。トイレ有料。)と、
二人とも目が真っ赤でどうやら雪の反射でやられたようだ。ほおは凍傷で黒くなっている。
お互い目的が達成でき、充実した山行となった。

報告:K村